こんにちは、カメちゃんです!
前回は、僕とアメリカ人の妻が出会ったときの話を書きました。
今回はその続編。
「初デートの様子を書こうかな」と思って、当時のことを時系列で思い出してみたんですが……
これが、びっくりするほど面白くない(笑)。
待ち合わせをして、ご飯を食べて、いろいろ話をして……。
もちろん僕たちにとっては大切な思い出です。
でも、読者からすると、
「それで?」
となってしまいますよね。
そこで今回は、初デートだけに絞るのではなく、妻と付き合い始めてから一緒に出かけたときに起こった出来事の中から、
「妻が日本で驚いたこと」
を中心に紹介してみたいと思います。
ピザ、焼き鳥、コンビニ、大阪の子どもたち、そして電車。
僕にとってはどれも「普通の日常」です。
ところが、アメリカ人の妻から見ると、どうやら普通ではないらしい。
国際結婚をしてから、僕はそんな「日本の当たり前」を少し違った角度から見るようになりました。
※この記事について
今回紹介するのは、あくまで僕とアメリカ人の妻との間で実際にあった出来事です。「アメリカ人はみんなこうなんだ」という話ではありません。ひとつの例として楽しんでもらえれば嬉しいです。
アメリカ人と日本人、ピザの「普通」が違う?
妻と付き合い始めた頃、僕には、
「アメリカ人ってピザが好きそう」
という、かなり単純なイメージがありました(笑)。
そこで初デートでは、僕のお気に入りのピザ屋さんへ行くことに。
釜で焼いてくれるピザで、季節ごとの旬の野菜を使っている、とてもお気に入りのお店です。
そしてピザを見た妻が一言。
「日本のピザって小さいね」
やっぱり!
僕の中の「アメリカ人はピザが好き」というイメージが、なんとなく証明されたような気がしました(笑)。
さらに話をしていると、妻からピザについていろいろ教えてもらいました。
僕は子どもの頃から宅配ピザを食べる機会があまりなかったので、正直、ピザについて詳しくありません。
妻は、薄くて硬めの生地のピザが好きだそうです。
その後、別の日に居酒屋へ行ったとき、薄くてパリッとしたピザを発見。
「これ、妻が好きなやつじゃん!」
ということで注文。
それ以来、その居酒屋ではピザを注文するのが我が家の定番になりました。
僕にとっては、ただの「ピザ」。
でも妻にとっては、そこにも日本との違いがあったわけです。
こういう小さな違いを発見できるのも、国際結婚の面白さなのかもしれません。

アメリカ人妻、焼き鳥と焼き豚にハマる
続いて妻を連れて行ったのが、焼き鳥と焼き豚のお店です。
僕はお酒を飲むとき、この2つが欠かせません。
特に焼き豚が大好き。
一人暮らしをしていた頃、マンションの下の階に焼き豚のお店があったんですが、ベランダに出ると、おいしそうなお肉の香りが漂ってくるんです。
「あの匂いだけで白ご飯が食べられるな」と、本気で思っていました(笑)。
そんな僕のお気に入りのお店に妻を連れて行きました。
妻は焼き豚を食べるのが初めて。
恐る恐る食べてもらうと、
「めちゃくちゃおいしい!」
これは好感触です。
ところが、その後ちょっとした事件が起こります。
最初は大将にお任せで、いろいろな部位を出してもらいました。
すると妻が、
「これは何のお肉?」
と次々に質問してきます。
ハラミ、レバー、豚の内臓など。
僕にとっては普通に食べているものですが、妻にとっては未知の世界だったようです。
大きな目を見開いて、
「えええ……これも食べるの?」
という反応。
そして、
「日本人って、なんでそこまで全部の部位を食べるの?」
と聞かれました。
僕の答えはシンプル。
「おいしいから!」
それだけです(笑)。
最初は驚いていた妻ですが、食べてみると見事にハマりました。
今では妻も焼き鳥と焼き豚が大好きです。
国際結婚というと、大きな文化の違いを想像する人もいるかもしれません。
でも実際に一緒に暮らしてみると、
「この肉を食べるの?」
「この食べ物が好きなの?」
という、食卓の小さな違いから文化の違いを感じることも多いんですよね。

大阪城で妻が感動した「日本の子どもたち」
ある日、妻と大阪城へ観光に行きました。
実は僕も妻も、そのときが初めての大阪城。
観光地なので、当然ながら人がたくさんいます。
そんな中、前から小学生くらいの遠足の集団が歩いてきました。
僕は白杖を持って歩いていたのですが、先頭の男の子が僕に気づきました。
すると、その子が後ろを振り返って、
「白杖の人が通るから道を開けて!」
というようなことを言ってくれました。
すると、後ろの子どもたちが僕たちを避けるように左右へ広がっていきます。
僕にとっては、こういうことは日本で生活していると、それほど珍しいことではありません。
ところが妻は違いました。
「日本の子どもたちって親切だね!」
と、とても感動していました。
僕はそれを聞いて、
「確かに、そうなのかもしれないな」
と、少し誇らしい気持ちになりました。
僕にとっては「いつものこと」だった出来事を、妻が喜んでくれたことで、改めて日本の良さに気づいたんです。
ところが、後日ちょっとした出来事がありました。
「白杖の人がいる!」妻が怒った理由
結婚してからしばらく経った頃、妻と外食へ出かけたときのことです。
今度は中学生くらいの遠足の集団とすれ違いました。
すると、その中の何人かが僕を指差して、
「白杖の人がいる」
と言いました。
僕自身は、これまでにも似たような経験があったので、
「まあ、そういうこともあるよね」
くらいに思っていました。
ところが、妻は違いました。
めちゃくちゃ怒っています(笑)。
妻の中には、以前大阪城で見た、
「日本の子どもたちは親切」
という印象が強く残っていたんでしょう。
だからこそ、
「なんで指を差すの?」
と腹が立ったそうです。
僕としては、親切な行動をする子もいれば、そうではない行動をする子もいる。
それも含めて普通なんだと思っています。
ただ、妻と一緒に生活するようになってから、僕自身が日本人の行動を少し外側から見るようになったのは確かです。
普段なら気にも留めないようなことでも、
「外国人の妻から見ると、これはどう見えるんだろう?」
と考えるようになりました。
これは国際結婚をしてから感じるようになった、意外な変化でした。
アメリカ人妻が日本のコンビニに大興奮!
そして、妻と付き合ってから何度も聞いた言葉があります。
「日本のコンビニってすごい!」
僕は正直、
「そうかな?」
と思っていました(笑)。
僕にとってコンビニは、ただのコンビニです。
飲み物を買ったり、お弁当を買ったり、お酒を買ったり。
特別な場所という感覚はありません。
僕はお酒を飲みに行った帰りに、どうしても甘いものが欲しくなってコンビニに寄ることがあるのですが、妻と一緒に行くと、妻は店内を見ながら、
「こんなにいろいろあるの?」
と驚いています。
お弁当、飲み物、お菓子、スイーツ、ホットスナック、日用品……。
あれだけ狭い空間に、ものすごい種類の商品が並んでいます。
僕は日本でずっと生活してきたので、それが当たり前になっていました。
ところが妻にとっては、かなり新鮮だったようです。
しかも、妻だけではありません。
妻と出会ってから、いろいろな国から日本に来た友達を観光案内する機会がありました。
そのときも、なぜかみんなコンビニに食いつきます(笑)。
「ちょっと待って、ここ普通のコンビニだよ?」
と思いながら、一緒に買い物をしています。
でも、外国から来た人たちの反応を見ているうちに、僕も少し考え方が変わりました。
日本人にとっての「当たり前」は、海外の人から見ると、全然当たり前ではないんだな。
ちなみに妻のお気に入りは「忍者めし」というグミ。
そこは僕も納得しました(笑)。

「また電車来た!」日本の電車にも驚くアメリカ人妻
妻と一緒に大阪の電車に乗っているときにも、こんなことがありました。
御堂筋線に乗っていたとき、妻が、
「また電車が来た!」
と驚いていました。
僕にとっては、
「そりゃ電車だから来るでしょ」
くらいの感覚です(笑)。
でも妻からすると、日本の都市部では短い間隔で次の電車がやってくること自体が新鮮だったようです。
僕は地元に住んでいた頃、今ほど頻繁に電車が来る環境ではなかったので、
「これは大阪だからだよ」
なんて説明していました。
ところが、そんな生活を2年以上続けていると、妻もすっかり日本の電車に慣れました。
最近では、仕事帰りに僕が電車を1本乗り遅れると、
「次の電車まで待つから、3分遅くなる」
なんて言っています。
もう完全に日本の便利な電車に染まっています(笑)。
人間、慣れるもんですね。
国際結婚をして、日本の「当たり前」が少し変わった
こうして振り返ってみると、僕が妻とのデートや一緒のお出かけで面白いと思ったのは、単純に「アメリカと日本の文化が違った」ということだけではありません。
むしろ面白かったのは、
妻が驚くことで、僕自身が日本のことを改めて考えるようになったこと
です。
ピザ。
焼き鳥や焼き豚。
子どもたちの行動。
コンビニ。
電車。
僕にとっては、どれも日本で生活していれば普通に存在するものです。
でも、妻にとっては、
「へぇ、これって日本では普通なんだ」
という発見になる。
そして妻の反応を見ることで、僕も、
「確かに、日本ってこういうところが便利なんだな」
「こういうところは日本らしいのかもしれないな」
と考えるようになりました。
国際結婚というと、
「外国人と結婚する」
という大きなイベントのように感じるかもしれません。
もちろん、それも間違いではありません。
でも実際に一緒に生活してみると、もっと小さなところで文化の違いに気づきます。
「この食べ物、食べるんだ!」
「なんでコンビニにそんなに驚くの?」
「そこに驚くんだ(笑)」
そんな小さな発見の積み重ねが、僕にとって国際結婚の面白さなのかもしれません。
僕はまだ海外に行ったことがありません。
だから今のところ、この記事は「僕が海外でカルチャーショックを受けた話」ではなく、
アメリカ人の妻が日本で感じたカルチャーショックを、僕が横から見てきた話
になっています。
でも、いつか僕も海外へ行くことになったら、今度は立場が逆になるかもしれません。
そのときは僕が、
「えっ、これ普通なの?」
と驚いたことを、またブログに書いてみたいと思います。
国際結婚をしていると、どうやら日常生活そのものが、ちょっとした異文化交流になるようです。
次回も、僕たち夫婦の国際結婚生活について書いていきます。
