こんにちは、カメちゃんです!
「点字ブロック」
道路や駅などに敷かれている、黄色い凸凹したあの部分。
あれは、視覚障害者にとって大切な道しるべです。
僕も出かけるときには、点字ブロックにかなり助けられています。

点字ブロックの上を歩いている人の足元
そんな大切な点字ブロックですが、まれにその上にいろいろなものが置かれていることがあります。
実際、点字ブロックの上に何かがあると、僕たち視覚障害者はスムーズに歩くことができません。
もちろん、よくあるのは人や自転車など。
「え!?なんでこれがここにあるの?」
でも長年、点字ブロックを頼りに歩いていると、思わずこんなツッコミを入れたくなるものに遭遇することもあります(笑)。
そこで今回は、点字ブロックの上にあると本当に困るものから、カメちゃんが実際に遭遇して「なんで!?」と驚いたものまで紹介していきます。
視覚障害のある方へ
「これ、分かる!」「自分も同じ経験ある!」というものがあれば、ぜひコメントで教えてください。
逆に、この記事を読んで、
「それは知らなかった!」
と思ってもらえることが一つでもあればうれしいです。
それでは早速、カメちゃん自身が実際に遭遇した「点字ブロックの上にあったもの」を紹介していきます!
1.点字ブロックの上に立っている「人」
まず、意外とよくあるのが人です。
点字ブロックの上に立っている人に、そのままぶつかってしまうことがあります。
もちろん道路はみんなのものです。
僕自身も「視覚障害者だけのものではない」と思っています。
ただ、僕たち視覚障害者には、
「点字ブロックの上には基本的に何もない」
という感覚があります。
そのため、点字ブロックの上に立ったままおしゃべりをしていると、後ろから歩いてきた視覚障害者とぶつかってしまうことがあります。
僕自身、これまでに何度も経験しています。
立ち話をするときなどは、できれば点字ブロックから少し外れた場所でお願いできるとうれしいです。

2.車・自転車
次は車と自転車です。
車が点字ブロックの上に停まっていることは珍しいですが、配達のトラックなどが点字ブロックにかかるように停まっていることがあります。
エンジンがかかっていれば、音で存在に気づいて避けられることもあります。
でも、エンジンが切られた状態で停まっていると、気づかずにぶつかってしまうことがあります。
特に夜は僕自身さらに見えにくくなるので、かなり困ります。
もし気づかずにぶつかって車に傷がついてしまって、
「車に傷がついた!」
と言われても、
「いや、そもそも点字ブロックの上に車を停めないでよ!」
というのが本音です(笑)。
そして、車以上によく遭遇するのが自転車です。
特に駐輪場などでは、自転車の一部が点字ブロックの上にはみ出していることがあります。
あれ、本当に困るんですよね。
なぜなら1台にぶつかって倒してしまうと、
ドミノ倒しのように、次々と自転車が倒れていくことがあるからです。
「ガシャン!」
「ガシャン!」
「ガシャン!」
……いやいやいや!(笑)

ただ、こういうときに周りの人が助けてくれることもたくさんあります。
倒れてしまった自転車を一緒に起こしてくれたり、声をかけてくれたり。
自転車には困らされることがありますが、助けてくれる人たちには本当に感謝しています。
3.お店の看板
次はお店の看板です。
僕が居酒屋やバーによく行くからかもしれませんが、お店の看板が点字ブロックの上に置かれていたことも何度かあります。
また、点字ブロックの真上ではなくても、道路の白線ギリギリなど普段歩く場所に看板が置かれていると、気づかずにぶつかってしまうことがあります。
本音を言えば、結構困ります。
もちろん、お店側も視覚障害者にぶつけるために看板を置いているわけではありません。
だからこそ、お店をやっている方には、
「ここを視覚障害者が歩くかもしれない」
ということを少しだけ頭の片隅に置いて、看板の位置を考えてもらえるとうれしいです。
ちなみに僕の場合、夜にライトアップされている看板なら、残っている視力で確認できることがあります。
逆に、光っていない看板は気づきにくく、
普通に壁のようにぶつかります(笑)。

ここからは「困る」より「なんで!?」だったもの
ここまで紹介した人、自転車、車、看板は、点字ブロックの上にあると危険だったり、歩くときに困ったりするものです。
でも長年点字ブロックの上を歩いていると、
「危ない!」より先に
「なんでこれがここにあるの?」
と思ってしまうものにも遭遇します。
ここからが今回の記事の本番です(笑)。
4.謎のレジ袋
道路にレジ袋が落ちていること、たまにありますよね。
そのレジ袋が点字ブロックの上に落ちていることも、ごくまれにあります。
誰かが捨てたのか、風で飛ばされてきたのかは分かりません。
レジ袋なら、ぶつかって怪我をするようなものでもないので、
「まあ、袋か」
くらいに思うかもしれません。
ところが過去に一度、レジ袋を踏んで滑りかけたことがあります。
おそらく袋の中に何かが残っていたんだと思います。
ツルッ!
危うく転びそうになりました。
たかがレジ袋。でも、ポイ捨てされたゴミ一つが視覚障害者の怪我につながる可能性もあります。
ゴミはちゃんとゴミ箱へお願いします!
5.中身の入った缶コーヒー
ゴミつながりでもう一つ。
点字ブロックの上に缶コーヒーが置かれていたことがあります。
しかも、
開封済み。
そして、
中身入り。
……いや、どこからツッコめばいいの!?
ちゃんと捨てて!
というか、その前にちゃんと飲みきって!(笑)
当然、そんなものが点字ブロックの上にあるとは思っていないので、僕はその缶コーヒーにぶつかりました。
結果、
靴がコーヒーまみれに。
この日はちょっと悲しい気持ちになりました(笑)。

6.食べかけのおにぎり
食べ物シリーズもあります。
点字ブロックの上に、
食べかけのおにぎりが落ちていたことがあります。
見つけた瞬間、心の中で、
「なんでおにぎりが落ちてんの?」
「てか、食べかけじゃん!」
と一人でツッコみました(笑)。
おそらく誰かが食べている途中で落として、そのままにしてしまったんだと思います。
でも、せめて落としたなら拾って持って帰ってほしい!
まさか点字ブロックの上で食べかけのおにぎりに遭遇するとは思っていませんでした。
7.カメちゃん史上一番驚いた「ぬいぐるみ」
そして最後。
カメちゃんがこれまで点字ブロックの上で遭遇したものの中で、一番「なんで!?」と思ったもの。
それが、
ぬいぐるみです。
いや、なんで!?(笑)
これに関しては迷惑というより、
ちょっと不気味でした。
駅の近くの高架下を歩いていたときのこと。
点字ブロックの上に、ぬいぐるみが置かれていました。
しかも、そのとき周りには人がいません。
高架下。
人がいない。
そして点字ブロックの上に謎のぬいぐるみ。
……怖いって!(笑)

誰かが落としたのか。
誰かが置いたのか。
なぜ点字ブロックの上だったのか。
真相はいまだに分かりません。
ただ一つ言えるのは、
僕が今まで点字ブロックの上で遭遇したものの中では、間違いなく一番印象に残っています。
点字ブロックの上に何もないことは「当たり前」ではない
今回は、視覚障害者の僕が実際に遭遇した「点字ブロックの上にあって困ったもの・驚いたもの」を紹介しました。
ここまでいろいろ紹介しましたが、一つ伝えておきたいことがあります。
普段は、点字ブロックの上に物が置かれていることの方が珍しいです。
それだけ多くの人が、
「点字ブロックは視覚障害者が歩くためのもの」
と理解して、気をつけてくれているからだと思います。
だから僕も普段から安心して点字ブロックを頼りに歩くことができます。
ただ、人や自転車、車、看板などが点字ブロックをふさいでしまうと、視覚障害者がぶつかったり、転倒したりする原因になることがあります。
この記事を読んだあと、「そういえば今、点字ブロックの上に立っているな」「自転車が少しはみ出しているな」と気づいたときに、ほんの少し場所を空けてもらえたらうれしいです。
そしてできれば、
中身入りの缶コーヒーと食べかけのおにぎりは、点字ブロック以外にも置かないでください(笑)。
ぬいぐるみについては……
なぜあそこにいたのか、今でも謎です(笑)。

視覚障害のある方で「自分はこんなものに遭遇した!」という経験があれば、ぜひコメントで教えてください。
そして「点字ブロックの上に物があると、こんなことが起こるんだ」と初めて知った方は、SNSなどでシェアしてもらえるとうれしいです。
一人でも多くの人に知ってもらうことで、点字ブロックの上を安心して歩ける人が増えると思います。
カメライフでは、ほかにも視覚障害者として生活している中で経験したことや、「実際のところどうなの?」という話を発信しています。
これからも、僕自身の体験をどんどん紹介していきます!


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