【体験談】障害年金はもらうべき?「ずるい」と言われた僕が語る受給の権利と使い道

社会人になってから、僕には
偶数月の15日がとっても楽しみになりました。

なぜかというと……。

「障害年金の受給日」だからです!

支給される金額は、障害の等級や加入していた年金制度などによって異なります。

でも、仕事のお給料とは別にお金が入ってくるのは、やっぱりありがたいことです。

そんな障害年金ですが、今の僕は
「障害年金は受給者の正当な権利」
だと考えています。

ただ、受給し始めた頃から、周囲の人にいろいろなことを言われてきました。

「ずるい」

「甘えだ」

中には、障害年金の使い道にまで文句を言ってくる人もいました。

まあ、言いたいことはわからんでもないけど……。

今回は、実際に障害年金を受給している僕が、障害年金に対する考え方や使い道、周囲から言われたことについてお話しします。

現在、障害年金の申請を迷っている人や、受給することに後ろめたさを感じている人に、ぜひ読んでもらいたい記事です。

この記事について
この記事は、視覚障害のあるカメちゃん個人の経験と考え方をまとめたものです。
すべての障害者が同じように考えているわけではありませんので、その点はご了承ください。

障害年金はもらえるならもらうべき!僕がそう考える理由

まず、声を大にして言いたいことがあります。

「障害年金をもらえるなら、もらった方がいい!」

僕はそう思っています。

受給する権利があるのに、それを使わないのはもったいないと思うんです。

障害があると、程度や状況は人それぞれですが、日常生活や仕事などで不便や制限を感じることがあります。

もちろん、お金があれば障害による困りごとがすべて解決するわけではありません。

でも、国が用意している制度を利用して、少しでも生活の質を良くできるなら、利用しない手はないと思います。

働き方に制限があったり、医療費がかかったり、日常生活で必要なものが増えたり。

障害があることで、何かとお金が必要になる場面もあります。

そんなとき、障害年金は生活を支えてくれる大切なお金です。

だからこそ、受給する条件を満たしているのであれば、遠慮する必要はないと僕は考えています。

もちろん、受給するかどうかは本人の自由です。

ただ、周囲の目を気にして申請をためらっているのであれば、まずは制度について知ってほしいと思います。


21歳の僕が「障害年金で飲みに行くな」と言われた体験談

僕が21歳の頃の話です。

当時、自宅の近所にあるスナックによく飲みに行っていました。

そのお店には、いろいろなお客さんがいました。

僕の視覚障害について質問してくれる人もいれば、理解しようとしてくれる人もいました。

もちろん、障害のことは特に気にせず、僕を一人のお客さんとして接してくれる人もいました。

そんな居心地の良いお店だったのですが……。

ある日、居合わせたおじさんに、こんなことを言われました。

「国からお金をもらって飲みに行くなんて、けしからん!」

どうやら、僕が障害年金を受給していることが気に入らなかったようです。

確かに、障害年金という形でお金を受け取っているのは事実です。

当時の僕は、その言葉を聞いて「そういう考え方もあるのか」と思い、しばらく飲みに行くのを控えるようになりました。

でも、それと同時に、ある疑問が湧いてきたんです。

「いや、なんでそんなことを言われなあかんの?」

僕は仕事もしていますし、お給料ももらっています。

でも、お給料と障害年金って、財布に入ってしまえばどちらも同じお金ですよね。

お札に「これは給料」「これは障害年金」なんて書いてあるわけでもありません(笑)。

それに、僕自身も働いて、税金や社会保険料を納めています。

そもそも、税金をどれだけ納めているかに関係なく、受給したお金をどう使うかは本人が考えることではないでしょうか。

生活に必要なお金を確保したうえで、自分のお財布の中でやりくりしているわけです。

それなのに、なぜ他人から使い道を決められなければいけないのか。

いろいろ考えるうちに、僕の中で一つの答えが出ました。

「国が用意している制度を正しく利用して、自分が楽しく暮らせるなら、それでいいや!」

もちろん、これを聞いて「わがままだ」「自分勝手だ」と思う人もいるかもしれません。

でも、障害年金は決められた条件を満たした人が受給できる制度です。

僕が勝手にルールを作って、お金をもらっているわけではありません。

それなら、受給したお金でおいしいものを食べたり、好きなことを楽しんだりしてもいいと思うんです。

それに、お店でお金を使えば、そのお店の売り上げにもなります。

ある意味、経済を回しているとも言えますよね(笑)。

もちろん、無計画に使って生活が苦しくなってしまっては本末転倒です。

でも、障害年金を受け取っているからといって、楽しむことまで我慢する必要はない。

今では、そう考えています。

障害年金の使い道は?僕の結婚前と結婚後を比較

ここまで、障害年金に対する僕の考え方をお話ししてきました。

では、実際に受給したお金を何に使っているのか?

僕の場合、結婚する前と結婚した後では、使い道がかなり変わりました。

結婚後は生活費・夫婦の外食・旅行・カードの返済に

まず、現在の使い道からお話しします。

結婚してからは、主に生活費の補填として使っています。

それ以外にも、妻と外食したり、旅行に行ったりするときのお金として使うこともあります。

独身時代とは違い、今は夫婦2人の生活です。

日々の生活を支えながら、2人で楽しい時間を過ごすためにも、障害年金はありがたい存在になっています。

ちなみに、お恥ずかしい話ですが……。

最近は入院したり、いろいろな出費が重なったりして、クレジットカードの支払いが増えてしまいました。

そのため、10月に受給する障害年金は、かなりの部分がカードの返済に消える予定です(笑)。

今は無理に遊びに使うよりも、まずは家計を立て直すことが優先です。

まあ、こういう使い道もありますよね。

独身時代はNISAでの投資・旅行・家族との時間に

一方、結婚する前は少し違いました。

当時は、障害年金の一部を株式投資に回したり、旅行のために貯めたりしていました。

株式投資ではNISAも活用していました。

また、年に1回は旅行に行きたいと思っていたので、そのためのお金を確保することもありました。

ほかにも、帰省したときに家族と遊びに行ったり、温泉に行ったり。

生活するためだけでなく、自分の人生を楽しむためにもお金を使っていました。

僕にとって、障害年金は単に生活費を補うだけのお金ではありません。

新しいことに挑戦したり、大切な人と時間を過ごしたりするためのお金でもあります。

もちろん、投資には元本割れのリスクがありますし、誰にでもおすすめできる使い方ではありません。

ただ、生活に必要なお金を確保したうえで、将来のために貯めたり、今を楽しむために使ったりするのは、悪いことではないと思っています。

障害年金は原則として偶数月に2か月分がまとめて振り込まれます。
そのため、毎月の生活費を考えながら計画的に使うことも大切です。

僕自身、結婚してからお金の使い方が変わったように、その時々の生活に合わせて使い道を考えればいいと思います。

障害年金の申請方法と受給条件は日本年金機構で確認しよう

ここまで障害年金についてお話ししてきましたが、障害がある人なら誰でも受給できるわけではありません。

障害年金には、障害の状態や年金への加入状況など、いくつかの受給要件があります。

また、身体障害者手帳の等級と障害年金の等級は別のものです。

そのため、障害者手帳を持っているからといって、必ず障害年金を受給できるわけではありません。

では、どうやって申請すればいいのでしょうか?

実は、僕自身は申請手続きを人に手伝ってもらったので、細かい手順までは詳しく説明できません。

曖昧な情報をお伝えするのも良くないので、詳しい申請方法は日本年金機構の公式サイトをご確認ください。

障害年金の制度・申請方法を確認する


日本年金機構|障害年金について(公式サイト)

申請を考えている方は、お近くの年金事務所でも相談できます。

「自分は対象になるのかな?」

そんな疑問がある人も、まずは確認してみることをおすすめします。

障害年金は働いていてももらえる?所得制限と支給停止の注意点

最後に、障害年金を受給するうえで知っておきたいことがあります。

それは、障害年金は一度受給が決まれば、必ず一生同じ金額を受け取れるというわけではないことです。

働いていても障害年金を受給できる場合はありますが、受給している年金の種類や障害の状態によって、扱いが異なります。

また、一部の障害年金には、本人の所得による支給制限もあります。

ただし、すべての障害年金に同じ所得制限があるわけではありません。

障害の状態によっては、支給額が変更されたり、支給が停止されたりする場合もあります。

障害年金を受給する際に知っておきたいこと

  • 働いていても受給できる場合がある
  • 障害年金の種類によって所得制限の有無が異なる
  • 障害の状態によって支給額が変わる場合がある
  • 条件によっては支給が停止される場合もある

具体的な条件や最新の情報については、以下の公式サイトをご確認ください。

制度の内容は変更される場合もあるので、最新情報を確認することが大切です。

まとめ|障害年金を受け取ることに罪悪感を持たなくていい

今回は、障害年金について僕自身の考え方や使い道をお話ししました。

何度も言いますが、僕は「障害年金は受給者の権利」だと思っています。

受給する条件を満たしているのであれば、遠慮せずに制度を利用していいと思うんです。

障害によってできないことや、不便に感じることは確かにあります。

そして、お金があればすべて解決できるわけでもありません。

でも、お金があることで解決できる問題や、選べるようになることもあります。

生活を安定させたり、趣味を楽しんだり、旅行に出かけたり。

そうやって自分の生活を少しでも豊かにできるなら、障害年金を活用することは悪いことではないと思っています。

もちろん、これはあくまでカメちゃん個人の考え方です。

障害年金に対する価値観は人それぞれですし、受給したお金をどう使うかも、その人の生活状況によって違います。

ただ、もし今、周囲の目が気になって障害年金の申請をためらっている人がいるなら、伝えたいことがあります。

「周りの人にどう思われるかよりも、まずは自分の生活を大切にしてほしい」

受給することに後ろめたさを感じる必要はありません。

制度を正しく利用して、自分らしく暮らしていけばいいと僕は思います。

この記事が、障害年金について悩んでいる人にとって、少しでも前向きに考えるきっかけになればうれしいです。

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